2024/02/19

呼吸とサウナで血液を温めて内臓の回復を図る

12月〜1月の忙しさから2月に入ると、異常な肌の乾燥か始まり、顔面が痛いし痒いしバリバリ、唇なんてじゃんじゃん皮が剥け続ける。

おかげで先日のタングラム試乗会は覆面レスラーで接客・対応を余儀なくされました、悲しい。。。

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M先生(※)の施術で「腎機能低下、それと、呼吸浅いよ」とのご指摘、さらにK先生(※)の施術で「腎機能は低下してる、、、まぁ、元凶は脾臓だろうな。あと、呼吸浅いねぇ」でした。

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『自分』の『心』と書いて『息』。

息すなわち呼吸、呼吸は心のあり様ということですね。

『忙しいVS滑りたい』の葛藤からくるストレス+年齢?と自己分析。


自分の心の疲れで呼吸は浅くなるのですから、逆を言いえば『呼吸が整えば自分の心も整う』というわけです。

そこでK先生のアドバイス

「サウナだな」

サウナを処方(?)されました。

せっかくなのでその『処方箋』を紹介します。

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まず、サウナのメリットは、呼吸によって熱気を吸い込み、血液を直接温めること。

血液を直接温めることができる!これはサウナの重要なポイントです。


呼吸のイメージは、鼻から吸って、口から吐く。

かつ、一方通行に身体全部をぐるっと一周回る感じです。




鼻から熱気を吸いあげて脳天へ

後頭部を下降して肺へ

(ここから先は息を吐きながら)下降して腎臓を通過し、足元へ

上昇して口から出し切る


つまり深呼吸ですね。

深い呼吸で横隔膜をよく動かし内臓をマッサージ、さらに血流を促します。

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呼吸によって熱気を取り込み身体の内部からしっかり温まったら、次に水風呂。

※「野沢温泉なら雪原にダイブしてゴロゴロ1分くらい転がれ」とK先生は言ってました。

吐く息が冷たくなるくらい約1分。

のち、再びサウナto水風呂。

そして最終第3ラウンド。

サウナto水風呂で、ハイ!終了です。

湯船は入らず、基本は水風呂で締めます。

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熱い!冷たい!を繰り返すことによって身体の修復機能に働きかけるのが温冷浴の目的。

最後水で締めると身体は当然冷たい。

すると身体は「もしや生命の危機か???」と感じ、体内に非常事態宣言が発令されます。

そこで身体の修復部隊である副腎皮質ホルモンが出動。

何処がぶっ壊れているんだ?どこだー!!と身体中をパトロールしまくる。

これか?あれか?と片っ端から修復してまわる、k先生によるとそんなイメージだそうです。

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実際、温冷浴を水風呂で終了すると、ジンジン身体が温まってきてポカポカになります。

それでいて汗だくにはなりません。

こうして血行促進と体内修復を同時に行えるのがサウナ。

やればやるほど内臓は丈夫になるし、メンタルトレーニングにもなるよとk先生。

私は選手時代からやっていて、水分補給は白湯、塩分補給は味噌。

これでジンジン・ポカポカになります。

さらにの間に寝てしまえばより高い修復効果!とのことです。

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(※)しぜんやが日頃身体のメンテナンスでお世話になるカリスマ敏腕整体師お二人。K先生(先輩)とM先生(後輩)。


へぇ~な話


コロナ禍としぜんや


スノーボード


しぜんやウェブサイト https://sites.google.com/view/shizenya4008/








2024/02/08

「息食動考」 生涯現役で上達し続けたい!

シーズン序盤を過ぎ、最近身体作りや、滑り方、技術のこと、板の事・・・を度々店内で質問されます。
みなさん好きですねー、スノーボード🏂

上達するには、まずとにかく健康体が必要です、当たり前ですが。
当たり前なのでスルーしやすいのです、健康体の獲得。

スルーして上達を求めるということは、言い換えればクセや故障や怪我の原因をt作りやすいということ。
若いとか、ポテンシャル高いとか、天才肌とか、そういう方は如何様にも上手に板をさばくので参考になりませんが、普通一般的にはそういうものです。

健康体とは何ぞや?
獲得、維持するとは如何なることか?
そういったことをスルーして、クセ・故障・怪我を経験している普通一般的な私が、SNOWトレーニングに辿り着いたのは必然なのです 笑


そんなことを踏まえて、しぜんやが思う上達の極意、「息食動考」とは。

健康な身体を構築するにはまず「呼吸」、次に「食べ方」。

この準備が整ってやっと「動かし方」、スノーボードをはじめスポーツ等々ですね。

「息(呼吸)」「食」「動」と整ってくると、そこに健全な精神「考え方」が宿る。

これが今まで聞いた中で最もシンプルな教え「息食動考」という人の生き方、原理原則です。

しかし、何を根拠に?

まず生まれるとオギャー(息)ですね。
次に母乳を飲む(食)。
やがて動き始める(動)。
考えられるようになるのはその後です。

根拠や信憑性の前に、この事実。
K先生(※)にこう言われて確かに―!と納得してしまった次第です。(※)K先生:このブログにたびたび登場する私たちのフィジカルトレーナ―兼カリスマ整体師

スノーボードが上達するためにもまず「健康な身体」は必要です。

スノーボードだけでなく、その他のスポーツも、仕事に行くにも、毎日美味しいものを食べたい!うまい酒を飲みたい!!そんな願いも、全ては健康体あってこそです。

健康体を獲得することが自分のすべてに繋がっています。

そんな「息食動考」という考え方・生き方の原理原則を土台にスノーボードをしようというのがしぜんやのSNOWトレーニングです。

「息食動考」という考え方に則していれば、スノーボードをするほど健康になるじゃん!というモチベーションで試行錯誤、実践・実験し、体現できるよう日々精進しております。

SNOWトレーニングの内容を深めるためには、二人で黙々練習していては世界が狭くなってしまうので、整体やピラティス、他ジャンルのスポーツなどから身体の事を学び、スノーボード自体も習いに行ったりします。

人の一生は有限で、どこに対価を払うか?は人生の価値観ですよね。
死ぬ瞬間まで自身を高めたい気持ちと、それをSNOWトレーニングに還元したい思いがあり、これが私たちの生き甲斐です。

健康第一、元気が一番、ということです。
ついでに上達して、人生がさらに楽しく感じられたらよりお得。

私たちの学びを全ての方へ直接伝えることは難しいですし、SNOWトレーニングに参加できない方もいらっしゃいます。

しぜんやのウェブサイトには、自主トレ・オフトレに役立つSNOWトレーニングや身体の事を掲載しています。

遠方でも、オフシーズンでも、
『自身の健康と生涯現役であろうとすることが、とう上達に繋がるのか?』
ということを考えるきっかけになれば幸いです。


↓参考ページ
SNOWトレーニング https://sites.google.com/view/shizenya4008/snow-training

もっとSNOWトレ話 https://sites.google.com/view/shizenya4008/snow-training/invite-to-snow-training


しぜんやウェブサイト https://sites.google.com/view/shizenya4008/






2024/02/06

教えることは容易く、それを聞くことも容易い

 難しいのは、その言葉を導き手として己の心に隠されたものを確かに見つけ、我がものとすること。

ー新釈 猫の妙術 武道哲学が教える「人生の達人」への道 著者:佚斎樗山 訳・解説:高橋有ー より抜粋



タイトル~上記文章は、この本に出てくる猫のセリフです、猫ですよ、猫ちゃん。
なんて人生(猫生?)に長けた猫なんだ 笑
短い創作物語・昔話なのですが、いやぁこれが、古猫がお侍さんに説く話が本当にためになるし面白いのです。
にゃんこ先生のセリフ、すべてが秀逸過ぎ、心に沁みます。

どんな風に面白いか、少し紹介。
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ある日、お侍さんの屋敷に大きくて凶暴なネズミが居ついてしまった。
あまりに素早くてお侍さんは捕まえられず、飼い猫は震えあがって逃げてしまう。

仕方なく、お向かいからネズミ捕りの技をたくさん持っているという猫を借りてくる
が、技すべて通じず惨敗。

次に、威圧感が自慢の猫が助っ人に登場するも、上回るネズミの威圧感に圧倒され敗退。

ならばと、今度は荒ぶる心に寄り添い怒りを鎮めるという猫を連れてくるも、寄り添えたと思わせ裏をかかれて失敗。

かくなる上は・・・
*************
ここで、前述のよぼよぼガリガリの古猫が登場いたします。
本当にこの猫で大丈夫なのか???というお侍さんと飼い猫、助っ人猫3匹が見守る中、古猫がゆっくり近づいていくと、なんと狂暴な大ネズミはぴゅー――ッと戸口の外へ飛び出していってしまうんです。

えええええーーーw(゚Д゚)w

ってなりますよね 笑
こうして、なぜ皆が大ネズミを追い出せなかったのか、どうして古猫は追い出せたのか、老荘思想を土台に、武術の道理さらには生きるとはなんぞや?を説く、というお話です。

私はこのあらすじを読んで、この古猫が説く話が知りたくて即アマゾンで購入 笑
実際読んでみて、とても面白い昔話でした。

古猫が説く武道の道理はスノーボードに活きる話でびっくりでしたし、
今の時代にどう生きれば振り回せれないのか?とか、
教えとは学びに昇華させてこそ価値があるみたいなこと、
つまり老荘思想なんですが、そんな難しそうなテーマを誰が読んでも楽しめる物語に仕上がっている「猫の妙術」。
いやぁ、おみごと、にゃんこ先生!です。

面白いのに読み終わった後なんだかとてもためになる、不思議な心の充実感が味わえますよ。

さらにマニアックな方は、「古武術の発見」という本もセットで読むとさらに面白いです。
https://shizenya4008.blogspot.com/2023/01/blog-post_19.html

しぜんや  ウェブサイト:https://sites.google.com/view/shizenya4008/


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