1歳が興味津々。第2回コーヒー×カラダ会議 |
この付箋!質問をまとめてきてくださった🙇♀️ |
5月11日、しぜんや店内にて第二回目の**「コーヒー×カラダ会議」**を開催しました。
今回は6名の皆さんにご参加いただき、書籍『息・食・動・考』を軸に、それぞれの気づきや体験を分かち合う豊かな時間となりました。
レポート内容↓
息の章:呼吸と動きの質
まずは「息」について。
呼吸がどれだけ動きに影響するかを体感するため、**「正座から立ち上がる」**というシンプルな動作を実践。
はじめは意識せずに立ち上がり、その後、呼吸に意識を向けながら再度立ち上がってもらうと…動きの質が違う?!、驚きの声が。
「呼吸と動きはセット」
寝ている間は“自動運転”、起きている間は“半自動運転”とも言える呼吸。
その呼吸を意識することで、緊張とリラックスのバランスをとりながら動ける感覚を皆さんと共有しました。
この章で出た質問とやりとり:
Q. 良い呼吸ができているってどういうこと?
A. 吐く(呼気)がうまくできることが、良い呼吸の第一歩。
うまく吐けるようになれば、自然と吸えるもの。
“まずは吐く”ことに意識を向けることが大切、というお話に。
正座からまっすぐ立ち上がる、ただそれだけ。 |
食の章:塩と味噌の味比べ
次に「食」。
この章では、しぜんや特製の自然栽培玄米麹で醸した味噌や、複数の塩を用意し、味の違いを実際に食べ比べてみました。
参加者の皆さんと「どれが美味しかったか?」「どの塩が好みか?」を話し合いながら、
味の感覚や食材の違いを楽しむひととき。
最年少の参加者、小学1年生の女子が「一番美味しい!」と指さしたのは、なんと**『ひんぎゃの塩』としぜんやの自家製『自然栽培原料味噌』**。
その感度の高さに驚かされました。
この章で出た質問とやりとり:
Q. タンパク質を摂らなきゃと思うけど、どうすれば良い取り方ができる?
Q. 小腹満たしにゆで卵を食べているけど、それってどうなんだろう?
A. 書籍を引用しながらのやりとりで、話は「何を食べるか」ではなく、「どう食べるか」へ。
どんな食材でも、それを血に変えられる力こそ大事。
つまり「内臓力」が鍵。
咀嚼、消化、吸収、排せつ力こそが本質であり、内臓力を高めることが根本の健康につながる、という話に着地。
話のネタに用意した小道具、味噌や塩 |
動の章:動きの質と重力の感覚
続いて「動」の章では、
「動とは複数の力を重ねること、《重力》を感じること」という基本に立ち返り、日々の動作を見つめ直す実践を行いました。
「動」とは単にスポーツや運動ではなく、姿勢のあり方や重力を感じることも含むもの。
この章で出た質問とやりとり:
Q. 歩くってそもそもどういうこと?ちゃんと歩くって何?
A. ただのつま先立ちが難しいと感じるのも、実は重心移動の感覚が鈍っていたり骨格筋力の低下からくるもの。
ただのバラバラの骨を「姿勢」として整えるのは骨格筋。足の筋力、特にふくらはぎポンプが弱いことは血流に大きく関係。
「今できなければ5年後はもっと難しく、10年後はできなくなっているかもしれない」
というリアルと向き合うことの大切さを再確認しました。
あえてのスリッパ歩行。 |
ぺったん、ぺったん、音を鳴らさずに歩く! |
考の章:日本人らしさと礼の心
最後に「考」の章。
「日本人らしさとは何だろう?」をテーマにトークセッションを展開。
息・食・動の積み重ねが自然と「考」につながるという視点から、
日本人の特性や、相手への尊重、**“礼”**という美しい文化に目を向けました。
この章で出た意見や気づき:
- 良し悪し関係なく、皆で同じ方向を向こうとする性質
- 世間一般のことはよく知っていても、自分の意見が案外わからないことがある
- 敬意の文化:相手を思いやる態度や、場を大切にする心遣い
- 八百万の神という考え方
- 一致団結が得意で、個ではなく和の精神
- 日本食の美味さ、日本人でよかった!
最後は、日本人らしさの一つ、「礼」で。
全員がお互いに向け**「本日は有り難うございました!」**深いお辞儀で締めくくり。
**「あなたの存在のおかげで素晴らしい時間を過ごせました」**という感謝の気持ちを、みんなで共有しました。
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その後もフリートークが盛り上がり、
「壁立ちスクワット」やそれぞれの体験談が飛び交う、あたたかな時間が続きました。
ここから立つだけ、です。 |
難し・面白い、もう一回! |
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回もまた、皆さんと「カラダ」のこと、たくさんお話しできるのを楽しみにしています!