宮崎県の日差しは肌がチリチリ焦がされるような強烈さです。
コーヒーの焙煎も、日中は暑すぎて作業効率が悪いので早朝行います。
こちらでもコーヒーやパンケーキの紹介をしています。
ここからは余談、先日遭遇したウミガメの話です。
先日、早朝の焙煎が終わった後、暑くなる前に近所の浜へ散歩にでかけました。
現在はウミガメの産卵時期なので、朝浜に行くと深夜にカメが上陸した後が多数見られます。
その時は、上陸跡どころか帰りそびれたカメそのものを発見。
潮がすっかり引ききってしまい、波打ち際ははるか遠く。
次の満潮を待っているのか、甲羅に閉じこもってじっとしています。
近づくと気配を感じてニュッと頭と手足を出し、慌てて進み出してしまいました。
・・・・・その姿は帰りそびれた原因そのものでした。
左手(左の前ヒレ)が根元から無かったのです。
つまり、反対のヒレのみで一生懸命這うので、慌てるほどに左に旋回してしまうようでした。
上陸してみたものの、生んだ場所も波打ち際。
陸を這うのは初めてだったのでしょうか・・・。
気の毒ですが、こんなところに生んだのでは次の満潮時にあっさり海の中です。
気の毒ですが、こんなところに生んだのでは次の満潮時にあっさり海の中です。
とにかく甲羅に隠れてじっと動かなかったのが満潮を待つ作戦だったことはわかりました。
しかしもうすぐカンカン照りの時間帯。
一か八か左旋回し続けるカメをまっすぐ進めるよう押してみました。
一か八か左旋回し続けるカメをまっすぐ進めるよう押してみました。
以外にも嫌がらず、むしろさっき以上にモリモリと這い続けたのでそのままお手伝いすることに。
ウミガメはこんなに重いのか、、、と思いましたが、本人も重いようで、途中休憩するとゼェゼェハァハァと荒い息遣いが聞こえました。
波打ち際にたどり着き海にふわっと身体が浮いた瞬間、渾身の力でバチャバチャバチャッと暴れるように漕ぎ、引き波に上手にさらわれていきました。
その後は少し行っては頭を出し、また出し、、、また出し、、、、、やがて目視出来なくなりました。
無事帰ってくれてホッとしつつ、まっすぐ泳げるんだなぁと少し感心しました。
宮崎県は日陰で風通しが良いとことであれば比較的涼しく感じます。
いいところです。
いいところです。