オープン初日の九重森林公園スキー場
サーファーの友人Rくんが「今シーズンはスノーボードする」と決意表明。
オフトレスノーボードの効果に興味を持ってくれたRくんは、来夏に向け近場で反復練習しようと思ったそうです。
というのもRくんの自宅は山の方が近い。
車で30分、海まで3時間 笑
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どんなスポーツでも、どうすれば上達するのか分からなくなることがありますが、いつもの枠をはみ出してみるのは確かに一手ですよね。
実際、私達も他ジャンルアスリートのオフトレスノーボードに付き添った事があります。
滑走中の疑問点に答えると、あーそうか、そういう事か!と、見つけた何かに喜んでいたのが印象的でした。
以後、その場を共有した私達も半年おきにオフトレをする様にサーフィンとスノーボードをハシゴする生活です。
何年やっても今だに気づきと新しい発見があり40代に入ってなお上達の予感にワクワクしながら1年を過ごしています。
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そんなわけで、現時点での自身の経験からオフトレになるスノーボーディングをお伝えしたいと思います。
まず、ポイントはサーフィンとの相違点。
同じ横乗りという共通点より、同じ横乗りなのに違う点に着目します。
現在の伸び悩みに対して別方向からヒントをくれるからです。
大きな相違点は2つ。
スノーボードの足元固定と板の自然落下です。
サーフィンでは、中級者のライディング姿勢には各々個性がありますが、上級者になるほど似てくると思いませんか?(特にショートボード)
これは足元が固定されていないため、難易度の高いライディングに対して基本ポジョンのストライクゾーンが狭いせいだと思います。
板も自動落下しないので積極的に働きかける必要がありますが、波の変化に翻弄されているうちは良いポジションを見つける暇がありません。
その上大人は筋力・体力によるからだの使い方にそれぞれクセがあり、ポジション、重心移動、踏み方などに独自の勘違いが生まれやすいのかなと思いました。
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スノーボードはスタンス幅、つま先の方向、足首など、足元全般を固定されており、状況に合わせたライディング姿勢が取れないとバランスを崩すか転倒します。
また、ターンの跡が残るので間違いや改善点がわかりやすいのも特徴。
ただ、慣れてくると転ばないように滑るクセがつくことも。
そんな時は少し難易度を上げたバーンで滑ります。
すると弱点がそのままターン孤に現れます。
リフトに乗れば何度も繰り返し黙々と基本ポジションを練習できます。
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良い基本ポジションを判断する最初の基準は、上半身をどのくらい使っているかです。
スノーボードの操作は重心移動と板の傾きを使いますがこれは下半身始動です。
下半身がうまく板を捉えられないと、板をコントロールするために上半身を振り回すことになります。
※上半身を動かさないということではなく、あくまで始動が下半身ということです。
また、スノーボードは斜度があれば自然落下します。
うまく板が操作できなくても変な姿勢でも転ばない限り延々と滑り続ける事ができます。(なので初めに止まり方を覚えます)
その延々と自然落下し続ける中で何度もターンを試し繰り返し練習する事ができるんですね。
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ポジションを確認し、からだの使い方・踏み方を丁寧にさらい、重心移動と板の傾きのバランスを繰り返し練習する。
良い動きを見つけたら、無意識下に落とし込むまで同じ斜面を何度も滑る。
スノーボードをオフトレに取り入れるとこんなことができます。
サーファーの皆さんには、カーバーはもちろん冬のオフトレに「足元が固定された横乗り」にもチャレンジしていただきたいと思います。
必ず実りがありますよ^ ^
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