昨日12/3(金)横手山第一ゲレンデ上部 |
『遊びながら一生使えるからだをつくろう!』というテーマでスノーボードに取り組むと必然的にシーズンインが変わってきます。
シーズン初頭はからだを作ること、正しい動きをすること、クセを抑えることが目的。
現状を把握するために、初滑りは休んでいた半年間のからだを観察します。
自分の動きをじっくり観察するためにゆっくり滑ってみてください。
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丁寧に滑るなら11月下旬〜12月上旬がおススメ。
気温、天気、コース状況など全体の雰囲気がまだハイテンションじゃないので、落ち着いて始められます。
とにかく、ゆっくり丁寧に滑る時間を持つこと。
これが重要です。
丁寧に滑る。
これを力説するのは私自身の挫折と気づきが大きいと思います。
身体が動くのは今しかない!と思い込んでいた20代はとにかく滑り込む事しか考えていなく、故障が絶えませんでした。
30代はがんばってもパフォーマンスが上がらない、壁の越え方がわからない、八方塞がり。
学びと実践がすこしずつ身を結び始めたのが40代に入ってからですね。
あの頃越えられなかった壁をジリジリよじのぼっている昨今です。
からだの使い方を学ぶと年齢や体力を理由にスノーボードを諦める必要がない、それをK先生(*)に教えてもらったことはとてもラッキーでした。
にしても。
なぜそんな真面目にからだの使い方に取り組もうとするのか。
スノーボードを生涯続けたいのはもちろん、最期まで自力で動く(生きる)ためには必要だと思うからです。
使い方を誤ればなんであれ故障します。
故障したら動けません。
故障する前に定期点検とメンテナンス。
これは車に限ったことではないなとつくづく思います。
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大昔の人類は生き延びるために死ぬまで動けるからだが必要でした。
現代人だって年齢関係なく運動すれば筋力は増えますし、いくつになっても脳を使えば活性化します。
本当は死ぬまで動けるハズなんですね、私達。
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からだの使い方練習も、年齢も性別も滑走技術も関係なく、いつ始めてもやればやるほど上達します。
もう遅いとか、まだ間に合うだろうか?とか悩んでいる方へ。
「一生取り組めばいいんだよ。それって楽しいだろ?」
ってK先生(*)は言っていました。
おかげで私自身、いまだうっかりした立ち姿やライディング姿勢にガクーッとくる瞬間多数ですが、「課題がいっぱいあってまだまだ楽しめるじゃないか」と思うようになりました。
(*)SNOWトレーニングにたびたび登場するK先生。
私たちの内臓と筋肉を本人よりも熟知するフィジカルトレーナー的スゴ腕整体師さん。
還暦越えてなおジャンプもパウダーもチャレンジするバリバリ現役スノーボーダー。
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いつもSNOWトレーニングを一緒に取り組んでくださる皆様へ
しぜんやに学びの機会を与えてくれ、観る目を磨かせてくださって、本当に有難うございます。
今シーズンもよろしくお願いいたします。
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シーズンイントレーニングは下記詳細からご覧ください。