2024/02/05

身体の使い方は無茶苦茶なんだけれども板さばきはピカイチ!

 

先日、20代を共に過ごしたスノーボード仲間達10人近くで2日間みっちり滑りました。

現在はそれぞれ家庭を持ち、仕事や社会的責任を担う立派な中年ですが、元々ポテンシャルの高い面々。

会話こそ大人の落ち着きを感じましたが、いったん滑りだせばライダー活動をしていたころの片鱗をのぞかせるアグレッシブさ、カッコよかったですね。

現役さながら!というわけではないのですが、上手なスノーボーダーってなんとなーくライディングに見とれてしまうのものなのです。

これぞ個性。

それほど自分を活かせるものに出会えたってことが、とにかく人生の幸運です。


私はというと、ライダーとしてまず「並」、またはそれ以下。

OGASAKAのカービング集団の中においては間違いなく「並」以下です 笑

板さばきや技術なんかは昨今のユーチューバーさんの方がよっぽど上手だなぁと感心します。

私は不器用なタイプなので、とにかく出来るまでに時間がかかるコツコツ派。

諦めなかったから今がある、と断言できます。

そんな私がスノーボードを仕事にしていることは、前述の友人同様人生の幸運です。


「うまくないのに人に指導できるんですか?」

そんな質問も聞こえてきそうですが。

その人がどう身体を使っているのか?を見極めて、原因と理由を明確にし言語化することで、スノーボードの上達につなげようとするのがしぜんやのSNOWトレーニングです。

また、スノーボードに限らず、サーフィン/ゴルフ/サンドウォーク/ピラティス、さらに日常動作の中からも常に学び続けて『全ては一つの線で繋がっている』ということを日々実践・実感しています。

身体操作の本質を指導するということと、圧倒的なスノーボードの技術力とはイコールではありませんが、私自身は生涯上達し続けたいコツコツ派。

このまま諦めなければうっとりするようなライディングのおばあさんになっている可能性はあります 笑


先ほども書いた通り、私のスノーボード技術は友人やOGASAKAのカービング集団、上手なユーチューバーさん達と比べたら「並」以下です。

でも、

「理想的な身体使い方で故障せずに上達する」

「スノーボードすることで生涯使える身体を作る」

という方向性のお題は、前述の『板さばきエリート達』でも経験を重ねる必要があることなんです。

私のようなコツコツ派は3歩進んで2歩下がり、4歩進んで5歩下がる、という調子で20年以上経ちますが、まだまだ発展の途上、本当に果てしない道のりです。。。


板さばきが上手い=必ずしも身体の使い方が上手いわけではないんですね。

上手い人はどんな板でも乗りこなすといいますが、自分の身体も然り。

身体の使い方は無茶苦茶なんだけれども板さばきはピカイチ!という方は多いのですが、これが一番故障しやすいのはご想像できると思います。


スノーボードは、雪上で足を固定されたまま横向きで滑走するという特殊な乗り物です。

身体に無茶を重ねても上手く滑れてしまい、さらに無茶を重ねてちょっと腰が痛くなってきたけど、それでも絶好調に上手い!というスノーボーダーは本当に多いのです。

痛みさえなければ如何様にも身体を酷使して板を華麗にさばいてしまうので、痛み止めを飲んで滑るのが常習化している方だっています。

ほんとうに正解がわかりにくい乗り物です、スノーボード。


それを踏まえて、自分はどう生きるか?

私は30代でスノーボードと心中しかけましたが(故障や怪我という意味)、今は生涯スノーボードと添い遂げようと思っています。


その他の記事:

利き足は気が利くという話


オフトレになるスノーボーディングとは


『遊びながら一生使えるからだをつくろう!』


しぜんやウェブサイトhttps://sites.google.com/view/shizenya4008/