2023/01/05

利き足は気が利くという話

 

幼い頃に自転車に乗れるようになると、いつ乗っても何年経っても乗ることができます。
スノーボードも同様に一度滑り方を覚えてしまえば毎シーズンやっぱり滑れますよね。
半年ぶりのシーズン初頭はさすがにドキドキしますけどね 笑
この時、利き足の仕事量というの意識したことがありますか?
実は初滑りの重要ポイントなんですよ。


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利き足はボールを蹴る足。
箸を繊細に扱う利き手とおなじく自由度が高くて動かしやすい
無意識下では歩き出す時の先発、ジャンプするときの踏切りも利き足。
率先して仕事をこなすマルチプレイヤーなので基本オーバーワーク気味です(休め!のポーズで休んでいるのが利き足です)
では軸足は?
ボールを蹴る時は支えになる足ですが、それが得意かというとそうとも言い切れません。
スノーボードは後ろ足が支え要素多めですが通常後ろに陣取るのは利き足です。
支え以外に舵取り・バランスなどマルチにこなさなくてはならないので結局その方が都合が良いのでしょう。


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こうした利き足の特徴を踏まえて初滑りを想像してみてください。
これまでの滑走イメージで滑り出し、スピードもそこそこ、数本滑っているうちにターンも何とか形になってきたな、、、このくらいまでは1日あれば十分。
たださすがに半年間の休養明けでは、筋力は落ちているし繊細な動きは難しい。
それでも本数を稼いでこのブランクを1日で取り戻そうとすれば最も働いてくれるのは、、、そう、利き足です。

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頼れるアニキ、利き足。
からだが動いてきた!という感覚に持ち上げられてますます張り切ります。
そうして調子を取り戻したように感じる頃には利き足もばっちり疲れ、初滑りは無事終了。
多少違和感が残っても、そりゃ初滑りだからねという落としどころで納得です。


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いかがでしょうか。
板の上に立っていれば勝手に滑り降りていくスノーボード。
経験値次第でハイスピードも楽しめるようになりますが、そんなスリルが面白い反面、これはイン・コントロールなのか?が非常に分かりにくいのもスノーボードの特徴です。
利き足が良く動くことと、板をコントロールできることは別物。
スノーボードは気軽にチャレンジできる反面、キャパオーバーしやすい危うさを秘めているんですね。


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利き足は反応が良く、マルチに動ける。
これは無意識下で起こっていることなので、逆に意識すれば滑りを俯瞰することができます。
無意識下でどう利き足を頼っているのか観察して軸足の成長に目を向けると良いと思います。
どうやって滑りを俯瞰し、軸足を意識するのか。
それにはまずゆっっく〜り滑ること。
そして、癖や無駄な動きを排除して板の上にただ乗る、これだけ。
黙々と滑り続けるうちに苦手な動きにふと気付けるはずです。

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