2023/02/16

「ご馳走」とオガサカの共通点

 オガサカスノーボードの来季モデル展示会で横浜出張しておりました。 


開始前にブース前で板の撮影。小林創也くんを撮る健太。


23-24のSHIN。
156、144はフレックス変更。SHIN148デビュー。



来日した韓国プロライダーのリッキーさん(奥右)
次の日娘とディズニーランドへ。




写真向かって左から健太、小賀坂道邦社長、りえ、相澤盛夫プロ
撮影はブランドマネージャー晃平くん


スノーボード歴40年ライダー歴38年、今もプロ戦に挑み続けるツワモノ相澤さん。

たくさんのスノーボード愛好者を生み育てるスーパーレジェンド、還暦、スゴイ。

オガサカ工場の社長にして本物の小賀坂氏。

創業者から引き継いだ二代目、86歳、バリバリの現役、スゴすぎる。

お二人がほのぼのおしゃべりしていたタイミングに割って入り、ミーハーよろしく写真を撮ってもらいました(笑) 


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相澤さんの板の話に聞き入る健太



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【スキー・スノーボードを通じて、人々に喜びと潤いと健康をもたらすお手伝いをする。】


これ、オガサカの社是なんですけれども。

加えてクオリティを維持しつつ創意工夫を怠らないものづくりエピソードを、今年も工場長がニコニコ話してくれました。

去年のエピソードはこちら





デザイナーさんの原案を工場の技術で立体的に表現した来季FC-S



こんな感じで二日間、普段接する機会の少ない工場の方々に触れ接客の合間に板の性能やら、滑走技術の話になったりします。 

技術者の方々やテストライダーの先輩からモノづくりに真摯に向き合う姿勢が気持ちいいくらい伝わってくるんですよね、なんかこう爽やかなんです、皆さん。

本来は展示会要員としてお手伝いに馳せ参じている身なのですが、毎年ここは学びがいっぱいで、本当にワクワクするのです。


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馳せ参じるといえば。

この「馳せる」を使った「ご馳走様」という言葉。

元々は、交通が今ほど発達しておらず冷蔵庫もなかった時代に、方々から材料をかき集めて料理を振る舞ってくれた方への感謝の言葉。

⚪︎月✖️日遊びに行くね、なんてLINEで予告もできない昔。

遠方の知人が突然訪ねて来ることがあったりするわけです。

はたまたお金持ちが茶屋に寄って、メニューに無いものを注文してみたりするんですよ。

でもねぇ急に用意なんてできないんですよ、冷蔵庫どころかスーパーもコンビニも無い。

車はもちろん自転車さえ無いんです。。。


訪ねてこられた側は、えらいこっちゃと彼方此方に馳せ走りバタバタと食材をかき集めに奔走します。

せっかく来てくれたのだからもてなしたい、喜ばせたいというわけで、できる限り良い素材を探そうとしますよね。

そうして馳せ走り回って一生懸命もてなしてくれた料理が「ご馳走」というわけです。


茶屋の話はお金持ちの意地悪ではなく、あえてワガママを言い「無理を聞いてくれて有り難う」とお店にお金を落とそうとする粋な心遣いだったそうです。


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そんなご馳走の由来を思い浮かべると、オガサカの社是の思いはご馳走と一緒、もてなしたいし喜ばせたい。

工場長いわく、板を購入してくれる人だけでなく、板に関わってくれた方々も喜ばせたいとのこと。

例えば今回のFC-Sのデザインの特殊な仕掛けは原案を元にした工場のアイデアなのですが、「この原案を作ってくれたデザイナーさんにね、想像以上を作ってそれを喜んでくれたらいいじゃないですか。」とのことでした。



手前が工場長小杉氏 奥は黒姫スクール校長酒井氏
飾られた来季の板を一本ずつじっと見て回っていらっしゃいました。




今回もエピソードを残してくれました、工場長。

来年はどんなお話がきけるのかしら。。。



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